放射線について
放射線には、α(アルファー)線、β(ベータ)線、
γ(ガンマ)線、X(エックス)線、中性子線の5種類があります。
それぞれ透過力に違いがあり、
α線は紙一枚でブロックできますが、
中性子線になると分厚いコンクリートでないとブロックできなくなります。
放射線は大昔から、宇宙・大地・食物・体内など、
自然の中にごく普通に存在しています。
地域により差はありますが、
自然放射線による年間線量は約2.4ミリシーベルトと言われています。
そのほか、医療用のX線はじめ注射器の滅菌、
ジャガイモの発芽防止など、人工の放射線もあり、
常に微量の放射線に囲まれて生活していることになります。
ですから、自然界の程度であれば全く心配はありません。
しかし、人体が一度に大量の放射線をあびると影響が出てきます。
放射線は体内に吸収されると直接その細胞のDNAを傷つけたり、
間接的にDNAに傷害を与えたりします。
DNAは細胞の核ですから、
修復できなければ細胞は死にます。
また修復に間違いが起きれば、
奇形、癌、その他の病気の原因になります。
放射線は熱量なので、
漢方では『熱』と考えます。
熱が体内に侵入した時に破壊されないよう、
予防できる漢方薬をおススメします。
放射線が出す大量の活性酸素の除去&
DNA修復が大事です。
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